例えば、朗読(本読み)において、
プロのナレーターが読むのと、素人が読むのとでは
聴いていて差があることは歴然ですよね。
このように、同じ文章を読んでいるにもかかわらず、
聴き手に”聴かせる”話し方のベースには、
大きく分けて3つのポイントがあります。
- 緩急の使い分け
- 滑舌
- ステイト
今回のCSC-JAPAN講師養成講座でも
この3つのポイントを重点的に強化しつつ、
実践にもすぐに活かせるようにという内容で進行されました✨
では、この3つのポイントをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
緩急を使い分けるとは?
「緩急(かんきゅう)」とは、
読んで字のごとく、「緩やかなことと、急ぐこと」。
野球などでもよく「緩急自在の投球」などと聞かれますね。
ゆっくりな球と早い球を使い分けることによって、
より相手が投球に集中するようになります。
そして、その原理は話す上でも活用できるのです!
では、話をする中での緩急とは、
どこでつけられるでしょうか?
そう!正解です♪
それに加えて、声の大きさもあります。
話すスピードを速くしたり、遅くしたり、
声を大きくしたり、小さくしたりすることで、
臨場感のある話し方ができたり、
より注意を引きやすくなります。
さらに、間もとっても大事!
話が上手い人は「間(ま)」の取り方がとっても上手です!
以上をまとめると、
話す中で緩急を変化させる要素は、
- 話すスピード
- 声の大きさ
- 間
の大きく分けて3つで、
それぞれを組み合わせ、目的を持って使い分けることが
「緩急を使い分ける」ということです!
話のテンポやボリュームが一定だと、
どんないい話も頭に入ってきにくいもの・・
たとえ30秒程度の自己紹介だけだとしても、
この「緩急」を意識するだけで
相手の注意を引きやすいものとなります。
それだけで相手の意識に上がりやすくなるとは、驚きだな~
講座の中でもさっそく、
「緩急」を意識して話す練習をしました!
・・・・これが、また、
慣れないうちは上手くできないもので・・・(;^ω^)💦
人前で話す緊張感から早口になったり、
気恥ずかしさから、声が小さくなったり、
考えすぎて、言葉が出てこなくなったり、、、
自分が思っているよりも
緩急のコントロールって、
簡単ではないっっ!!!Σ(゚Д゚)💦
ということを身をもって分かることから始まりますね(笑)
やはり、練習は大事です💖
講座の中では、
お互いが「発表者」と「聴衆」に分かれ、
実践さながら、
みんなの前に立って、
緩急を意識して話す練習、練習!
どこをゆっくり言うか、早く言うか、
どこで声を小さくするか、大きくするか、
間をどれぐらい、どのタイミングでとるか
などなど、
何度も試行錯誤し、
お互いにアドバイスしたりしながら、
繰り返し繰り返し練習です✨
みんな、
やればやるほど
メキメキと上手くなっていく様子が
見て取れました✨
この緩急をつけるトレーニング、どうだった?
練習って大事ですね。
最初より格段に聴きやすくなってる!すごい!!
人前で話すことに特化してるのがよく分かる!
などなど、
いろいろな気づきを経て
メキメキと素晴らしい成長をするみんなに
さらなる試練・・
いやいや、武器となるテクニックを
伝授する旅はまだつづくのであった。。(笑)
ということで、
今回は少し長くなったので、
ポイント2以降は次回に続きます|д゚)✨