始まりの季節だから、新しいことを教わったり・教えたりする機会も多いんじゃないかな?
春の陽気を日に日に感じる季節になりましたね🌸
始まりの季節だからこそ、
新しいことを教わったり、教えたりする機会って
本当に多くなりますよね。
例えば、
- 4月から新社会人になる方
- 新入社員が入ってくるので
業務の研修や指導係に任命される方 - 新しい学校生活が始まる方
- 新入生を担当する方
などなど…
どうすれば相手に分かってもらえるか、
どうすれば素早く理解できるか、
というところで、お役立ちなNLPをご紹介します😊
何事も始めが肝心と言うので、
ぜひ意識して取り入れてみてくださいね。
さて、例えばあなたが服を買いに行ったとします。
あなたが服を選ぶとき、以下のうち何を基準に選びますか?
- 見た目
- ブランド
- 着心地
どんなに似合ってても、着心地が悪い服は結局着なくなっちゃうから…
先ほどの質問からわかることは、
私たちは何かを選んだり取り入れたりするときに
基準にしているものがあるということで、
それは五感(視覚・聴覚・身体感覚(触覚)・嗅覚・味覚)から
情報を収集しているということです。
どういうことかと言うと、
- 見た目⇒視覚
- ブランド⇒聴覚
- 着心地⇒身体感覚(触覚)
となります。
ブランドがなぜ「聴覚」に分類されるのかというと、
そのブランドが世間ではどのように言われているか(評価されているか)を
重視することになるからです。
じゃぁぼくは「身体感覚」を基準に選んでるんだね!
そうなりますね😊
しかし、私たちにはすべての感覚が備わっているので、
基準にしている感覚のみで選んでいる訳ではありません。
例えば、
- まずは触り心地、着心地で選び、(身体感覚)
- 次に見た目で確認して、(視覚)
- この服を着た時に周りからどう言われるか(反応)を想像して…(聴覚)
という風に、すべての感覚を優先順位に従って使い
「選択する」という結果に至ります。
なので、服を買うという行動において、
自分が優先的に使っている感覚は
一番参照している感覚ということで、
これをNLP用語では
優位
そしてそれは、
状況が変われば優先する感覚が変わる
ということも必ず覚えておいてほしいポイントです👆
例えば、
安い買い物をする場合と
高い買い物をする場合とでは
同じ「買い物」といえど、
状況が違うので、
優先的に使っている感覚が
変わる可能性があるということです。
高い買い物をするときは「ブランド」とか気にしちゃう!!
という具合に、
なんとなく私たちは五感を頼りに
状況に応じて自分にフィットするものを
選んで取り入れているんだな~
ということが分かってきたところで、
本題に戻りましょう。
人に何かを教えるということは、
相手に自分の教えたいことの内容を選び取って欲しいわけです。
そこで!!
あなたが相手の優先的な感覚にフィットする形で
情報を提供することができれば
効果的に教えることができる!!
という結果に到達するわけです✨
例えば、新入社員さんに業務の流れを教えたいとします。
- 視覚が優先的な新入社員さん
- 聴覚が優先的な新入社員さん
- 身体感覚が優先的な新入社員さん
それぞれにどんなアプローチが効果的かを考えてみましょう。
なんとなく想像できたでしょうか?
そうです、
- 視覚の方には「やって見せる」
- 聴覚の方には「流れを説明する」
- 身体感覚の方には「体験してもらう」
という方法を軸に考えればよいということです😊
でもさぁ、その新入社員さんがどの感覚が優先的なのかなんて
分からない時はどうしたらいいのかな??
そうですよね。
NLPを学んでいる人は相手の行動や発言から
ある程度優先的な感覚の傾向を見つけ出し、
相手に合わせた伝え方で
アプローチすることができますが、
急にその技を身につけろという方が
無理がありますよね。
そんなときには…
全部の感覚を網羅するように工夫する!!
というのが正解です😆
例えば、
ただ説明するだけではなくて、
説明しながらやって見せて、
その後に体験してもらう。
よく日常でもやってそうなことだよね…
でしょ?
これって日常の中でも
経験ありますよね。
家庭や学校などの教育の現場で
親が子へ、先生が生徒へ
何かを教える時にやっているようなことです。
そう思うと、
全部の感覚を取り入れるのって、
なんだか簡単な気がしませんか?
今まで、人に何かを伝える時って
実は思っている以上に
自分の優先的な感覚をメインに伝えていることが多く、
逆に言うと、
自分があまり使っていない感覚
(優先順位が低い感覚)の
アプローチが極端に少ないという場合が
無意識的に表れていたと思います。
今回知ったこの「五感」をしっかり意識した伝え方を取り入れることによって、
どんな人にも伝わりやすく情報を提供することができるので、
受け取る側(相手)も「わかりやすい!」と思ってくれることでしょう😊
教わる側が効果的に教わるにはどうしたらいいの?
教わる側が意識するといいことは、
例えば業務を教わるという状況において、
自分が理解しやすい方法は
「視覚」「聴覚」「身体感覚」のどれかを知ることです。
これは自分のことなのですぐにわかると思います。
「取りつきやすいな」と感じる切り口から入ればいいのです👌
そして、その優先的な感覚に沿った情報が不足しているなと感じたら
指導してくれる人にお願いして教えてもらえばいいし、
自分で工夫して
表にまとめてみたり、
自分なりのマニュアルを作ってみたり、
何回もシュミレーションしてみたりと、
自分にフィットしたやり方で理解を深めていくことができますね。
指導してくれる人の方法では理解できなかった…で
終わらせてしまうと、いつまでたっても理解できず、
時間がすっっっごくもったいないです!
教える側も教わる側も
「五感」を意識した教え方・教わり方を取り入れて
始まりの季節をスムーズにスタートしてくださいね🥰
どんな人も意識しておくとすごくいいね!
当協会も4月からまた
NLPプラクティショナー資格認定講座がスタートします!
NLPを身につけるための
最初の一歩のセミナーなので、
始まりの季節にピッタリですね🌸
今期も皆さまのどんな良い変化がみられるのか
とっても楽しみです💖